ギャラリー〜廣瀬祐見(ひろせゆみ))〜暉焼陶房
  • 地に染む
  • 地に染む
  • 春の雪の地に染むさまを見つめけり
  • 大雪の降った年でした。陶房のトタン屋根に積もった雪がまぶしい様な春の陽ざしを反射させながら解け、キラキラ光りながら一滴づつしたたり落ち、それが地に染みていく様を長い事見つめていたのを昨日のことのように覚えています。
  • その一雫一雫が地中でたどる道やいろいろな現象、やがては大気となり雨や雪、霰となる・・・・・くり返す自然の営み、そんな事を想像して心静かに楽しんだ時間。
  • それを作品にして日展に出品しました。
  • 第28回日展入選作